塗装業者選びの注意点
施工業者の選定にあたっては見積書の各項目をしっかりとよく確認してください。
不明な項目があれば遠慮せずに質問することが大切です。プロならきっとすぐに答えてくれます。
特に気を付けたい点を以下にまとめましたのでぜひ参考にしてください。
見積もりの内容
- 必ず相見積もりを取る(2〜5社)
- 使用する塗料(メーカー等)
※色々なメーカーがございますが、信頼度なら日本ペイントが一番です - 建物の面積(㎡)
※窓や開口などの塗装しない部分はちゃんと引かれていますか? - 鉄部の錆止めやシリコン使用の有無
※鉄部や雨桶はウレタンを使う業者も多いですが耐久性が高いのは断然シリコンです - 仮設足場の価格相場は15万円ほど
- 外壁と屋根は3回塗り、鉄部などは2回塗りが基本
下地補修
- エアコン室外機のホースカバーは塗る前に外す必要があります
- サビ落としや足付けなどのケレン作業
- 屋根のタスペーサー処理
- 外壁のシリコンプライマー処理
- ひび割れ補修跡の仕上げ処理
使用する塗料
- 基本は耐久性のあるシリコン塗料
- アクリルやウレタンといった安価で耐久性の弱い塗料に注意
- フッ素や光触媒といった必要以上に高額な塗料にも注意
施工費用
- 工事内容は同じでも、仲介手数料や中間マージンを上乗せされて50万円以上の差が出ることも
- コスパが良いのは直接依頼&直接施工の外壁塗装専門店
建物面積200㎡の適正価格(一般的な広さです)
・外壁塗装のみ:60〜85万円・外壁塗装+屋根:70〜95万円
・外壁塗装+屋根+シーリング:80〜105万円
大手ハウスメーカー・工務店
- 安心感はあるがその分高額(主に仲介手数料として3〜5割増し)
- 施工は下請け業者が行うため技術レベルにばらつきがある
- どんなに名の通った会社でも施工内容に違いはなし
一般的な塗装店
- 大きく分けて下請け専門と直接依頼対応の2つ
- 直接依頼対応の場合は余計な中間マージンを支払わずに済む
遠方の業者
- 地元で仕事がない=技術があまり高くない可能性がある
- 交通費分が上乗せされて割高になることも
- 突然連絡がつかなくなる可能性あり
飛び込みの営業
- 営業の方は基本的に人柄が良く誠実的。すべてを鵜呑みにしないこと
- その場で判断せずインターネットなどで会社の評判をよく調べる
- 口約束はトラブルの元。必ず契約書などの形として残す
次の記事:塗り替えのサイン